ウェブサイトをリニューアルしたら、次に何をする?
ウェブサイトをリニューアルしたら、まずはその旨をみんなに伝えたい。制作に関わった方々への感謝を表すとともに、新しいサービスやこだわりのポイント、コンテンツの展開などを前面に押し出したいはずです。しかし、ウェブサイトを訪れるユーザーにとって「リニューアル」のお知らせに興味を持つのは、ほんの一瞬なんです。
例えば、ユーザーはこう思うかもしれません
「いつものアレがなくなってる?!」
「え、四角が丸になってる?!」
「キレイな写真が増えたわね」
「でも、デザインが凝りすぎてるかな」
そのため、ユーザーがウェブサイトを訪れる理由が、会社やサービスを知りたい、または疑問を解決するためにウェブサイトを使うという目的を忘れてはいけません。
リニューアルのお知らせをする際のポイント
ウェブサイトのリニューアルをお知らせするなら、まずは新しいお客さまに興味を持っていただけるように、「ホームページをリニューアルしました」という記事を投稿してみる。そして、リニューアルに際して取り組んだ内容や、配置が変わった点についても触れ、ユーザーが迷わないように「歩き方」を提示できるとさらに良くなります!
例えば、このように具体的な内容も伝えること
・興味を持っていただけるようにスタッフのプロフィールを充実させました
・反響の大きかった〇〇〇〇が一目でわかるようになります
・これまで提供できていなかった〇〇が新たに追加されました
次の投稿が鍵となる理由
そして、何より大事なのは、お知らせやブログで「ホームページをリニューアルしました」と報告した後の、その次の投稿なんです。たとえば、画像のように最後に投稿したのが5年前といったことが起きているとします。
お知らせだけで満足してしまい、その後何年間も放置されるウェブサイトを見かけることも例外ではありません。もちろん、業務が忙しくてなかなか更新できない理由も理解できます。しかし、その次の投稿があるかないかで、ユーザーがサイトを離れてしまうことがあるんです。
強く「おろそかにしないで」とは言えませんが、顔を合わせるたび「おはようございます」や「ありがとうございます」と挨拶していた人が、急に声をかけなくなったら寂しいものですよね。
では、次の投稿に何をすべきか?
次の投稿としては、夏季休暇のお知らせや年末年始のあいさつ、さらにはオフィスで育てている植物の成長記録でもOKです。できれば「生命を感じさせるような投稿」をすることで、ウェブサイトをより生き生きとしたものにできると考えています。
画像:Adobe ストック
ちなみに、私は以前「お手入れが簡単です!」と勧められて「コーヒーの木」を買ったのですが、あっという間に枯らしてしまい、自分の不甲斐なさに少し落ち込んだことがあります。それでも一言だけ伝えたいことがあります。
ホームページをリニューアルした後、
その次の投稿って大事です。
メガネ屋さんではありません
私はウェブデザイナーです